アルコールを分解する能力について

お酒の処理能力はALDHの量で決まる?

コロナ渦の最中、ご自宅でお酒を飲む機会が増えた方は多いでしょう🍺

飲み過ぎによる2日酔いや肝臓へのダメージ、食べ過ぎによる太り過ぎにも注意が必要です。

意外にこうしたことが問題になるのは、アルコールに強い人です😥

肝臓でのアルコール処理能力が高いため、ついグイグイと飲み過ぎてしまうからです。

 

【アルコールの処理能力】

アルコールは肝臓に入るとアセトアルデヒドという身体に有害な物質に分解されます。

アセトアルデヒドは、アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の働きで酢酸に分解されます。

そして、最終的には水と炭酸ガスになって体外に排泄されます。

 

このALDHの働きには個人差があります。

日本人の約4割はALDHの働きが弱いといわれます。

そのためアセトアルデヒドが分解されにくく、

顔が赤くなったり、頭痛や吐き気、

頻脈などの不快な症状が起こったりするのです。

 

ALDHが良く働くタイプの人は、アルコールに強い人ということになります。

お酒を飲んでも不快な症状が起こりにくいため、どんどん飲んでしまいがちです。

その間ALDHは一生懸命働き、肝臓は酷使されるので疲れきってしまうのです

 

適量のアルコールとは

飲み過ぎによる身体の不調を防ぐには「適量」を守ることが大切です。

飲んだ翌朝に頭痛や吐き気がする・体がなんとなくだるい

こんな時は飲み過ぎたといって良いでしょう。

 

厚生労働省が定める「節度ある適度な飲酒」量

純アルコール量で1日約20g

・普通に飲める健康な成人男性の場合

肝臓で処理できるアルコールの量は1時間に7g程度なので

20gというのは3時間程度で分解できるアルコールの量に相当します。

女性の適量は、一般的に男性の6割程度とされています。

 

★お酒ごとの純アルコール量20gの目安量

◆ビール……………………中ジョッキ1杯(500ml)

◆日本酒……………………1合(180ml)

◆焼酎(25%)……………コップ1/2杯(100ml)

◆ワイン……………………グラス2杯(240ml)

◆ウイスキー(40%)……シングル2杯(60ml)

純アルコール量(g)の算出方法

飲んだ量(ml)にアルコール度数(%とアルコールの比重(0.8)をかければ求められます。

(例)アルコール度数5%のチューハイを中ジョッキ1杯(500ml)
500×0.05×0.8=20で純アルコール量は20gとなります。

 

実際に飲んだ純アルコール量が分かれば、アルコールが体から抜ける時間も計算可能です。

算出した純アルコール量を1時間に処理できる7gで割り算します。

 

飲んだ純アルコール量が70gなら、処理するのに10時間が必要です。

お酒の飲みすぎは、アルコールの処理に時間がかかり肝臓は働き過ぎて疲れてしまいます。

純アルコール量を計算してみてください。
普段からどの位飲んでいるか、その処理に
どれだけ時間がかかっているか把握しましょう^^

 

飲み過ぎを防ぐには

◆飲む前に何かを軽く食べておく

空腹だとお酒もおつまみも次々と注文して食べてしまいます。

飲む前に軽く食べておくと、食べすぎ飲みすぎ防止になります。

◆おつまみは、野菜スティックやサラダなどにする

→野菜はビタミン、ミネラルを摂れ食物繊維も豊富なので食べ過ぎを防げます。

◆イカ、タコ、エビ、貝類もおつまみに最適

→これらには、胆汁酸の分泌を盛んにするアミノ酸の一種「タウリン」が豊富です。

なので、肝臓の働きを助けてくれます。

◆お酒の飲み方を少しずつ変えていく

焼酎やウイスキーは、水割りにするとアルコール量を少なく抑えられます。

 

自分のアルコール適量を知って、楽しく健康にお酒を飲むようにしましょう!